アマチュア作家として復帰した訳ですが、正直なところ、「良いのかな?」という思いがあります。
(芥川名義の作品については、ひとまずここでは置いておきます)
自分自身で、己の作品を正しく評価出来なければいけないのだろうなと思いつつ、今の相原には正確な自己評価というものが付けられない状態です。良いのかも悪いのかも判断が出来ない……いや、「かもしれない」とは思いつつ、「でも本当は」と、己の感覚、判断に疑問を持ち続けているというのが正確でしょうか? それは時として良いことなのかもしれませんが、今の相原にとってはマイナスしか与えません。
作品を新たに書き上げ、投稿した今でも「本当に良かったのか?」と、疑問というよりは不安に押し潰されそうです。趣味で書いているのだからそんなこと気にしても、と言う自分もいますが、気にしてしまうのですから……どうにもなりませんね。
今は感想を欲しいと思うとともに、感想が怖いです。正直なところ。薬にも毒にもなる、と。
自分の作品に感じる「色」みたいなものを、新しく書き上げたものから感じなくて。それで一度全部書き直して。それでも、やっぱり「何か」が違っていて。自分はどうやって書いていたのだろうと、以前の作品を読み返して。それでも、やっぱり「何か」は戻ってこなくて。自分自身にイライラして、絶望したりしました。それでも書いたものが、今回復帰作として公開されたものになります。
出来る限り、自分の読みたいものを書いたつもりではあります。ただ、それを作品として形にした時、「相原アキラ」というアマチュア作家の作品であると、印象付けるエッセンスが足りない、もしくは無いような気がして。それが、寂しく、虚しく、腹立たしく。成功した筈の逆上がりが再現出来ない子供のようです。そんな想いを抱えているというのを、こんなところを読んで頂いている方には知って頂きたいなと。自分勝手な話ですが。
とはいえ、書かないという選択肢は無いな、と。書けないことによるストレスというのは、結構あるんです。無様でも、評価されなくても、それでも書きたい、相原アキラはこういう作品を書いているんだと、残したい。今は、そう思いながら書いています。もちろん、評価されたら嬉しいですが(苦笑)。
これまでの作品のようにはいかないかもしれませんが、そんな相原の血と涙の結晶の如き作品を、どうか愛していただければ幸いです。
相原作品があなたの時間を有意義に奪うものであれば、申し訳なさとともに私は心から微笑むことができるかなと……そう思います。
相原アキラ
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