読みたい作品がない?
じゃあ書けば良いだろ!
(CVはたぶん玄田さん)
これまでに何度かアマチュア作家を始めよう的な記事を事あるごとに書いてきた気がしますが、今回は道連れ編です。一緒に地獄へ行こうぜ……(ハイライトを失った目)。
・機材が無い? じゃあ買えば良いだろ!
機材があるなら飛ばして良いです。
昨今のアマチュア作家の戦国時代突入という状況は、各種投稿サイトの充実とパソコンの普及がその背景にあるのかなと思っています。(パソコンを持っていない若者が多いというデータと反するかもしれませんが。まあ、スマホ・タブレットで書いている人もいますがね……)
紙で書いて、同人誌にする以外ではデビューする以外に自作小説を公開する手段がなかった時代から、手軽に公開できてしまう時代へと変化したのは、各種技術の進歩のおかげかなと。なので、アマチュア作家になろうと思えばそういった手段を利用して「なってしまえば良い」訳ですね。「なれないもの」から、「なれるもの」へ。その第1段階として、まずは機材を準備しましょう。持っているなら、使えるようにしましょう。
個人的に面白いし憧れたのはポメラ・シリーズです。コンパクトで、小説を書く人にも愛用する方が結構いらっしゃるっぽいですね。……難点は、コスト。ちょっと、機能に対して高く感じてしまう価格帯です。とはいえ、実績とクオリティを考えると高いからと排除すべきではないな、と。
余裕があるなら手を出してみても良いかなという選択肢。性能はもちろん、見た目がガジェット好きの心をくすぐりますよね。
で、スマホやタブレット。パソコンで書くという第一段階はもうとっくに過ぎ去っているようで、スマホやタブレットを利用して執筆・投稿している作家さんも(公言している方は)そこそこ見かける気がします。メリットは何と言っても、書けるタイミングでサッと書ける、ということ。持ち運びも、苦にならないですよね。
難点は入力デバイスとしてのキーボードをどうするか、という点ですが……まあ、このあたりはコンパクトキーボードを利用している方が多いのかな? 軽量・コンパクトなキーボードはメカニカルキーボードのような打鍵感を求めるのはなかなか難しいですが、それでもノートPCと同程度の使用感は得られますし、色々出ていますからね。
最後にノートPCですが、テキストエディタが使えればOK! 好きなものを選びましょう! 買える範囲で!! 欲を言えば、メモリ8GB以上あると良いですね。4GBでも何とかなりますが、ある程度手間を省きたいということでしたら8GB以上をオススメします。
(お値段、それなりにしちゃいますが)
個人的なオススメPCとしてはASUSのE203MAですが(4GBメモリだけどコスパが良い)、LenovoのThinkBook 13sが微妙に気になる性能と価格です。七万円台は十分お安い価格帯なのですが、気軽に買うにはまだお高めに感じてしまいますね。でも、13インチというのはかなり魅力的ですし、外見も良さげです。次に13インチを買うとしたら、最有力かな……。
そんな感じで執筆に必要な機材ですが、無いならこんな感じで選択肢が色々ありますということで。
ちなみに、キーボードに関しては内蔵も外付けも外で使うなら打鍵音がうるさくないものを選ぶと良いですよ。気分と調子が乗ってガシガシ書いている時に結構音を出していたりしますので、マナーやモラルの観点から気にしておきましょう。
・どう書いたら良いのか分からない? だったらまずは書けば良いだろ!
もの凄く乱暴なんですが、実際の所、悩むより書いてしまった方が早いところはあるかな、と思います。書き出してみれば案外書ける、みたいな。
「でも、お作法とか色々あるんでしょう?」
まあ、文章開始では一字下げるとか、『?』、『!』の後には空白を入れるとか。色々無いわけじゃないんですよね。ちなみに、自分はやっていませんが『?!』のような表現の時には『?!』と半角にするとかもありますね。
お作法というのはどちらかというと形式に沿ったものを書く時に気にすべきことで、たとえば大賞に応募するとか、そういう時にかな、と。基本は書きたいように書いても良いんじゃないかなと、ウェブ上のアマチュア作品に対しては個人的にはそう思っています。ただ、自分はお作法を取り入れた方が自分で読みやすく感じるので、ある程度は守っているというだけですね。
お作法とか気にして書けないより、まずは書いてみて、お作法とかを気にするのであればそれを修正して、というので良いかなと思いますね。
物語が上手く書けない的な問題である場合は、正直自分も上手い方ではないので何とも言えないのですが……書きたいことを箇条書きにして、それをどう結びつければお話になるか、と考えるのがひとつの手でしょうか? その上で、ここに盛り上がりがあれば、とか思うようであれば、そのように書いてみる、と。
あとは色々な作品を読んでみたり思い返したりして、自分はどのような書かれ方に惹かれるのか、惹かれたのかを考えてみると、自分なりに好みの書き方が見えてくるかもしれませんね。
で、あとは数をこなす。それだけです。書かなければスタート地点には立てませんから。書けば、それが自分の目指すものかそうでないかが分かりますし。
・ブクマが増えない? だったらもっと書けば良いだろ!
正直なところ、技術論云々を除けば、これなんですよね。
期待値は高いけど、全然更新されない作品と、そこそこ期待できるし連載順調みたいだけど、そこまで上手くなさそうな作品。ブクマが増えるのは後者かな、と。ある程度実績ある作家さんだと、ネーミングバリュー的な感じで話は変わってきますが。
目に留まるチャンスを自ら増やしていくというのは、やっぱり何事においても大事なんだということですね。広告だって、まずは目に止めてもらわなければ意味がない。そこから、不快にならない内容だったり話題になるような内容だったりという話になる訳で。……前者で話題にはなりたくないですが(苦笑)。小説も同じことが言えると思います。
連載で少しずつでも増やしていくのは大事なことだと思います。短編でもドカンとくる作者さんもいらっしゃいますけどね、そういうのはほら、ほんと力がある方とか最初から実力があると分かっているケースだったりするので……。もちろん、だからといって短編が駄目ってことじゃありません。短編でも、次々に発表・投稿していれば「あ、この作者また新作書いてるな」と、目に留めてもらえる可能性が高まりますからね!
ブクマが増えないから書かないんじゃなくて、増やしたいなら書くべきってことですね。もちろん、足りない部分は補っていく努力は必要ですが。そういうのは書いているうちになんとかなる部分もあったりするので、まずは書いてみましょう。とことん。
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と、相原なりに考えていることとかを適当にまとめると、こんな感じですかね。人気作家じゃないので、あくまでも一人のアマチュア作家としての考え方、ってことになりますが。
ステイホームな状況で家にいることも多いでしょうし、これを期に小説書いてみませんか? ほら、この沼、とてもアタタカイデスカラァ……。
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