以前の自分がどうやって書いていたっけ、と思い、過去作を読み直しています。今以上に拙い部分が多々有り、めちゃめちゃ恥ずかしいのですが……一方で、教えられることも多い気がします。
自分のノクターンノベルズにおけるデビュー作は、『贄となる母』という、母寝取られ作品でした。約六ヶ月かけて全50話の作品を仕上げると、それなりに評価して頂くことも出来ました。頑張って連載したから、というのもありますが、自分の作品で4桁評価がついているのはなかなか珍しいです。
(3桁中盤行ったら良い方)
まあ、読み返すと前述の通り、めっちゃ恥ずかしいです。今ならこうはしないよな~、みたいな箇所があったりして。でも、なんというか表現に対してストレートに向き合っているというか。表現そのものにはこだわろうとしているけど、小難しく考えていない感じ……と言えば良いんでしょうかね? そんなものがあるな、と。今の自分よりは確実に良い作家じゃないかと、残念ながら思ってしまうくらいに。
色々あって、考えすぎてしまうというのはあるんだろうなと。そうは思っていても、やっぱり書いていて「あれ?」みたいな瞬間が多くて。以前は悩まなかったであろうところで躓くのがもどかしいのですが、過去作を読み返して、「まあ、答えの出ないことで悩んでいるより、書いて失敗した方が良いか」という気持ちになっています。
悩んで書けないより、書いてから反省した方が良いなと。失敗は怖いし、嫌ですが。作品が書けないよりはマシかな、なんて。
過去の自分に負けないように、情熱を良い感じに燃やして、創作を楽しみたいですね。
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